国立天文台、軍事研究容認? & 来週末にも送付予定 & 基本綱領公開

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。

まず冒頭に、千葉県などでの台風被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

要件は3件です。

1件目。国立天文台が、軍事研究禁止の方針転換をはかり、安全保障技術研究推進制度への応募容認を検討しているとのことです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019091002000144.html

今年度の安全保障技術研究推進制度への採択大学が過去最少になったことを、反対派は意気を挙げていました。
しかし、反対派の首魁・池内了先生のお膝元である天文学会が転換を図れば、反対派にとって少なからぬ打撃となります。

天文学会は、若手は安全保障技術研究推進制度への応募に前向きな意見が多く、割れたという経緯がありました。
https://hbol.jp/188962

我々としても注視していきます。

2件目。国公立大学への手紙(学長宛)とメール送付(各教員宛)、来週末にも行います。

現在、細かい文言の修正などを、現役大学教員や法曹関係者含むスタッフと調整しております。
来週末までには目途がつく予定です。

また、数名の方から、大阪市立大学と山口大学学長へのご意見を頂きました。印刷して2大学に送付します。
御礼申し上げます。

3件目。ホームページにて、ようやく当会の基本綱領を公開に至りました。ご覧いただければ幸いです。
http://yes-defense-research.org/%e5%bd%93%e4%bc%9a%e3%81%ae%e4%b8%bb%e5%bc%b5%ef%bc%88%e6%b4%bb%e5%8b%95%e7%b6%b1%e9%a0%98%ef%bc%89/

1.  大学研究者本人の学問の自由が最大限尊重される国を目指し、国家、大学、日本学術会議をはじめとするあらゆる権力による学問・研究への禁止・強制その他介入行為に対し、異議の声を挙げ続ける。
2. 日本国の防衛力を高め、抑止力を維持し紛争を未然に防止し続けることは日本国民のみならず、諸外国国民の生命・平和と繁栄を守る道であり、大学研究者が「安全保障技術研究推進制度」に応募することで、それらに貢献するものであると強く主張し、理解を求める。
3. 科学者の使命は、人類世界の平和と発展に資する学術研究を行うことである。非人道的、非合法、著しく危険などの例外を除きありとあらゆる研究・学問は自由に行われるべきであり、「軍事研究の恐れ」という恣意的・曖昧な基準で研究の芽を摘むことは、日本の科学技術に致命的な衰退をもたらすことであると、強く警鐘を鳴らし続ける。
4. 科学技術の野放図な軍事目的の拡散には反対する。大量破壊兵器(核拡散防止条約や化学兵器禁止条約等)、通常兵器(ワッセナー・アレンジメント等)などを対象とした安全保障貿易管理の国際的枠組みの観点から軍拡抑止の多角的な議論を求める。
5. 以上4点の主張の是非も含めて、ありとあらゆる人たちと自由闊達に議論を進めていきたい。日本学術会議、各大学内部でも自由闊達な議論を進めてもらうように訴え続ける。自由闊達な議論こそが、民主主義の源であり、色々な美名に名を借りた人権弾圧を炙り出し、真の正義と平和へと通じる道だと信じ、闘い続ける。

今後ともよろしくお願いいたします。

代表

*2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
ホームページ
http://yes-defense-research.org/
ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください)

以下報道記事
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019091002000144.html

「防衛省助成に応募しない」一転 国立天文台、軍事研究容認も
東京新聞 2019年9月10日 朝刊

 軍事技術に応用可能な基礎研究を助成する防衛省の制度が使えるよう、国立天文台(東京都三鷹市、常田佐久台長)が方針転換を検討していることがわかった。天文台内では三年前、この制度に応募しないと決めていた。所属する研究者からは「突然で十分な説明がない」と反発もある。すばる望遠鏡など先端施設をもち、日本の天文学の中核を担う国立天文台が方針を転換すれば、学術界への影響は大きい。 (三輪喜人)

 この制度は「安全保障技術研究推進制度」。防衛装備品や兵器開発につながる研究を進めるため、防衛省が二〇一五年度から始めた。昨年度の公募テーマの一つに、物体を観測する技術を挙げ、その研究例として国立天文台のすばる望遠鏡を名指しで挙げている。

 これに対し、同天文台内では「政府の介入が大きい」など問題点を指摘する声が相次ぎ、一六年に教授会議で「安全保障技術研究推進制度もしくはそれに類する制度に応募しない」と決めた。

 ところが天文台執行部は今年七月の教授会議で、方針の改定案を提出した。案は、一六年の取り決めから、同制度もしくは類する制度に応募しないとの部分を削除し、研究成果を自由に公開できるなどの条件を満たせば応募できるとする内容。「軍事利用を直接目的とする研究は行わない」などの部分は残した。

 会議資料によれば、執行部側は、防衛省の制度には成果を自由に発表できるなど、国の他の研究助成と同等の自由度があると訴えた。賛否両論で会議はまとまらなかった。

 これを受け天文台の職員組合などからは、慎重な議論を求める申し入れや、改定案の撤回を求める意見書などが執行部に出された。結論は出ていない。

 同制度に関しては一七年、国内の科学者でつくる日本学術会議も、戦争に協力した過去の反省から「軍事研究は行わない」とした過去の声明を踏襲すると発表している。京都大や名古屋大なども軍事研究を禁止する方針を定めてきた。日本天文学会も今年三月に「安全や平和を脅かすことにつながる研究はしない」との声明を出したばかり。

 改定案を出した理由について常田台長は、予算が厳しいとした上で「経費削減には限界がある。研究費を増やすため外部資金を多様にしないと次世代につながる研究ができない。(防衛省の)制度は一つのオプションとして議論したい」と説明した。

<国立天文台> 日本の天文学の中枢を担う研究機関。1988年、東京大学東京天文台、緯度観測所、名古屋大学空電研究所の一部が合併して発足。2004年から大学共同利用機関法人になった。米ハワイ島にある世界最大級の口径8・2メートルの「すばる望遠鏡」や、南米チリでの国際計画「アルマ望遠鏡」の建設や運用などに携わる。本年度の予算は約156億円、職員数は540人(4月1日現在)。

反対派と我々の現状の戦力差

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。

要件は1件です。

先日の一斉配信で、安全保障技術研究推進制度への応募が今年も減り続けたことを書きました。
現在の戦況を皆様にもシェアします。

<反対派>
・ほぼ全大学に左翼系教員、生協、労組など諸団体などといったシンパをかかえ、大学当局への圧力をかけている
・文系や理学部教員など圧倒的多数
・2017年の日本学術会議の禁止声明や、京都大学・名古屋大学といった主要大学が軍事研究禁止方針を打ち出したことが大きい
・応募した大学は、左翼系マスコミにバッシングされる
・スタッフの数も圧倒的多数

<我々>
・運動を立ち上げて2年たつが、細々とした抵抗しかできておらず、理論武装もこれから本格化する有様
・スタッフは代表のほか、現役大学教員含む数名のスタッフがいる。その他大学教員からの応援メッセージもいただいたこともある。
・工学部系教員は、内心我々の活動に好意的な方が少なくない
・理想を言えば、各大学に数名の協力者が欲しいところである
・しかしそれでも圧倒的少数。皆様方の手助けが必要

という、現状です。当会としては、地道に広報を進めていくしかないのが実情です。

今後ともよろしくお願いいたします。

代表

*2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

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令和元年度安全保障技術研究推進制度の採択状況 大学は過去最低3大学に

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。

まず冒頭に、九州地方での豪雨被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

要件は2件です。

1件目。
防衛装備庁より、令和元年度安全保障技術研究推進制度の応募状況・採択状況が発表されました。

https://www.mod.go.jp/atla/funding/kadai/r01oubojyoukyou.pdf
https://www.mod.go.jp/atla/funding/kadai/r01kadai.pdf

大学からの応募は8件、うち3大学が採択という、過去最低の状況です。
29テーマを募集し、実際に企業・団体・大学により採択されたのは16件という寂しい状況です。

https://www.mod.go.jp/atla/funding/koubo/2019/2019koubo_bessi1.pdf

当会としては、非常に悔しい結果となりました。
平成27年度の大学からの応募が58件だったのが年々減り続け、→23件→22件→12件→8件と減少の一途をたどっています。
当会の活動としては、学長様や教員先生方へのメールは送ったものの、実際に成果を上げるに至っておりません。
署名改定も体制の本格化もこれからであり、実際には戦いらしい戦いはできていません。

反対派は意気を上げ、大学応募ゼロ、将来的には安全保障技術研究推進制度の廃止を目指しているはずです。
我々はこれからさらに戦いを本格化させ、大学応募減少の食い止めと反転増加にまでもっていかねばなりません。

ちなみに大学名は、大阪市立大学、山口大学および非公開1大学です。

皆様方にお願いです。
大阪市立大学(荒川 哲男 学長様)、山口大学(岡 正朗 学長様)の学長様に対して、よろしければメッセージをメールでください。

①勇気ある応募へのお礼
②北海道大学のような謎の「途中辞退」をさせないこと、
②今後とも反対派の圧力負けず、来年度以降も応募していただきたい

などのお気持ちを一人でも多く、2大学の学長様に伝えたいと思います。

9月には国公立大学75大学の学長様への意見書と、大学教員様への一斉メールを送るつもりです。
それに合わせて、皆様方からのメールを印刷し、同封します。
期限は9/6金曜日とさせていただきます。

2件目。先ほども軽く触れましたが、今月中旬をめどに、署名改定、新ホームページの正式スタートと、大学一斉送信をする予定です。

今後ともよろしくお願いいたします。

代表

*2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

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以下報道記事

https://mainichi.jp/articles/20190830/k00/00m/040/271000c

安保研究助成、応募減で追加募集も 大阪市大と山口大を選定
毎日新聞2019年8月30日 21時14分(最終更新 8月30日 21時21分)

 防衛装備庁は30日、自衛隊の防衛装備品に応用できる大学や企業などの先端研究を公募・資金助成する「安全保障技術研究推進制度」の今年度の配分対象16件を発表した。大学は大阪市立大と山口大が選ばれた。応募は年々減っており、制度開始5年目で初めて追加募集する。

 同制度は「軍事研究に当たる」との批判が強く、科学者の代表機関・日本学術会議が大学などの応募を規制する声明を出している。

 応募総数は57件で昨年度の73件から減少した。特に、最大5年間で20億円を助成する大規模研究枠は6件(うち3件採択)にとどまった。大学からの応募も8件(7大学)と昨年度の12件(9大学)から減り、過去最少を更新した。

 内容は基礎研究で、大阪市大が化学物質の検知技術開発、山口大は生物に倣った新たな移動体開発。他に、採択企業の研究に協力する分担機関として別の1大学も選ばれたが、大学名は公表されなかった。

 大学以外では公的研究機関が7件、企業・団体が7件選ばれた。内容は高出力レーザーに使える材料開発や、人工知能(AI)で無人機を多数同時に操る技術の基礎研究など。

 応募の減少について防衛装備庁技術戦略部は「要因を分析し、制度を地道に周知したい」としている。【千葉紀和】

【重要】北朝鮮署名 終了のお知らせ

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。
掲題の件につきまして。いきなりで誠に申し訳ございません。諸事情により、北朝鮮署名(「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、
全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」)
を、今週中に終了させていただきたく、お知らせいたします。

理由を申し述べます。
現在、新サイト移転に伴い、戦略の練り直しや署名の改定などをスタッフと進めております。

もともと、私共の運動は、「日本学術会議および国公立大学における、安全保障技術研究推進制度への応募・学問の自由を守る」運動です。
この二つの署名(日本学術会議署名、国公立大学署名)が本丸になります。

それに付随する形で、一部報道にあった、北朝鮮科協による在日韓国朝鮮人研究者による疑惑を追及するように日本学術会議に要求する署名を開始し、集めてまいりまして、皆様方にもご協力願いました。
日本の学術への危機感と、義憤から始めたものです。

しかし戦略の練り直し等を進めるうちに、二つの署名(日本学術会議署名、国公立大学署名)を最優先すべきであり、北朝鮮署名については一部報道の疑惑だけで日本学術会議に要求するのは少々無理があること。
また将来大学や日本学術会議と安全保障技術研究推進制度について交渉等をする際に、こうした少々「無理筋」の要求を抱き合わせするのは、二つの署名(日本学術会議署名、国公立大学署名)
の運動を進めるにあたって決して良い影響を与えないと判断しました。

また、本来国公立大学から北朝鮮への科学技術漏洩を捜査するのは本職である警察の仕事です。本職にお任せするのが筋であると考えました。

以上の理由から、誠に勝手ながら北朝鮮署名については終了させていただきたく、皆様方にご挨拶させていただきます。

皆様方から頂いた署名のお志は、厚かましいお願いで恐縮ではございますが、私共にできる範囲としては、引き続き安全保障技術研究推進制度についての二つの署名(日本学術会議署名、国公立大学署名)に生かさせていただきたく存じます。
北朝鮮署名は、今週末をもって終了させていただきます。
頂いた署名簿は、以後大学等には提出しませんが、当会で厳重に管理いたします。

また、ご意見等は忌憚なくメールで頂ければ幸いです。ご批判等は、甘んじて受けます。

info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください)

残暑が厳しい中、体調にお気を付けください。また、九州地方では豪雨被害が心配です。被害のなきことをご祈念申し上げます。

代表

*2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  https://goo.gl/BJEqSf
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  https://goo.gl/bu1aXd

他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
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ホームページ http://yes-defense-research.org/  (整備中)
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軍事研究反対派による韓国擁護 & 近況と今後

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。
用件は2件です

ご無沙汰しております。暑い毎日が続きます。

1件目。ご承知の通り、韓国に対して安全保障貿易管理を厳格化し、それまでホワイト国という優遇措置を通常国にするだけで、韓国世論が猛反発するという奇妙な状態になっています。
物資や技術の軍事転用の懸念から、そのような措置に及んだだけなのに、奇妙としか言えません。

また、大学にも関係してくる話です。
原子力工学や先端素材、航空宇宙工学など機微技術に係る研究をする大学の研究室には、韓国人留学生の受け入れは事実上できなくなります。
喜ばしいことだと思います。

さて、軍事技術拡散を憂いているはずの軍事研究反対派の皆様方はどう見ているか?
なんと、反発しているんですね。

http://no-military-research.jp/
軍学共同反対連絡会のサイトのトップには、「声明「韓国は『敵』なのか?」への賛同を呼びかけます (8/3)」と題して、安全保障貿易管理を歴史問題にすり替えて、措置を見直す署名を集めています。
何とも矛盾に満ちています。

2件目。近況と今後
整備中の新ホームページに、続々と旧ブログより記事を移しております。 http://yes-defense-research.org/
ただ、署名文の改定と、公開する基本綱領について、スタッフ間で最終調整を進めています。
調整完了次第、署名文を大幅強化します。

また、8月下旬には平成31年度公募の安全保障技術研究推進制度の契約が完了し、発表されます。
いくつの大学が契約してくれるのか、気になります。

それを受けて、9月以降、昨年夏同様に大学への署名文一斉郵送と、教員各位への一斉メールを予定しております。

どうか、今しばらくお待ちください。

暑いですが、体調にお気を付けください。

代表

*三大署名を今後ともよろしくお願いいたします
①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  https://goo.gl/BJEqSf
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  https://goo.gl/bu1aXd
③「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」  https://goo.gl/1KS9rv
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
ホームページ http://yes-defense-research.org/  (整備中)
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技術成熟レベル(TRL) & 天文学の皮肉な汚点 & 現状報告

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。
用件は3件です
1件目。技術成熟度(TRL)について いずれ新ホームページ立ち上げの際には書きますが、先んじて皆様方に知っておいてほしいことがあります。 科学研究には技術成熟レベル(TRL)という概念があります。 NASAによって提唱・採用された概念で、TRL1が最も基礎的な研究、TRL9が最も実用的な研究です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E6%88%90%E7%86%9F%E5%BA%A6%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB

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 防衛装備庁でももちろんその考えは採用しております。↓防衛装備庁資料「研究開発・技術戦略について」4枚目(ページ番号3)をめくってください。
https://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/bouei_gijutsu/sonota/02_a.pdf
 防衛装備庁・防衛省はTRL1から9までのレベルの研究を統括し、防衛装備品の開発を行っています。 そのうち、大学に研究助成をする安全保障技術研究推進制度はTRL1~3程度です。 TRL1~3程度の研究は本当の基礎で、もちろん防衛装備品の開発につなげる意図があるとはいえ、研究テーマは「外れ」かもしれないし、もしかしたら論文公開された研究テーマが後々に、民生転用されるかもしれない。 またTRL1~3程度の他の大学や、NEDO・農水省などの研究助成によって行われた研究が、防衛装備品の開発に応用できるかもしれない。 本当にわからないのです。
 研究資金の「入口」に反対派がこだわっていますが、如何にばかげた主張かお分かりになりますよね。

2件目。天文学発展を40年遅らせた大スキャンダルについて
2年ほど前から、NHKで放送されている「フランケンシュタインの誘惑・闇の科学史」という番組をご存知でしょうか?原子爆弾、ナパーム弾など、科学技術の闇の側面を抉り出す力作で、最近再放送がされています。初回放送時には我らが敵・軍事研究反対派である池内了先生のご高説を聞くことができたのですが、再放送では対談はカットされたのが残念です。
去る6月20日に再放送されたものを視聴しました。非常に興味深かったです。「握り潰されたブラックホール」↓NHKオンデマンドでも視聴できますhttps://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2019098975SC000/index.html?capid=nol_4_P3442
1930年代のイギリスで天文学の権威といわれたエディントン博士が、自分の権威を嵩に着て、自分の理論を破綻させかねない若き天才(しかも有色人種として見下していたであろう植民地インド出身)のチャンドラセカール博士の予言したブラックホール理論を握り潰すという話です。40年も天文学を遅らせたとのことです。学会の権威者が、自分の歪んだ考えで、科学を捻じ曲げる。まさに池内了先生など軍事研究反対派が実行していることです。私は初回放送は見逃してしまったのですが、池内了先生も出演されています。↓
http://g-gendai.co.jp/tv/%E6%8F%A1%E3%82%8A%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB/池内了先生は、宇宙物理学者・科学史家にして、番組でご高説もされていたようです。ならばなお一層、言い逃れは許されません。「学会の権威」が「異論を封殺する」ことで、「科学技術を遅滞させる悲劇」を最もご存じなのは、ほかならぬ池内了先生です。

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3点目。現状報告について皆様方には前回のメール配信でお伝えしましたが、夏をめどに基本戦略や署名改定、ホームページ作成を進めています。本日もスタッフと打ち合わせをしていました。まったく進んでいないのですが、とりあえず、URLだけは取得したのでお知らせします。http://yes-defense-research.org/ (工事中)

これから本格的な夏になります。また、九州地方などでは豪雨の恐れとのこと。被害のないことをご祈念いたします。ご自愛ください
代表
*********************************三大署名を今後ともよろしくお願いいたします
①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  https://goo.gl/BJEqSf
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  https://goo.gl/bu1aXd
③「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」  https://goo.gl/1KS9rv
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。Twitter https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudyブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yes_defense_research  (今年12月で閉鎖とのことなので、以下に移転作業を進めています)http://yes-defense-research.org/   (整備中)
ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください)

香山リカ氏が軍学共同反対連絡会の共同代表に就任 その他 基本方針など 香港デモ・ホルムズ海峡タンカー攻撃について

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。
まず、冒頭に香港での「引き渡し条例」反対大規模デモにおける、負傷された香港市民にお見舞いと応援の言葉を述べさせていただきます。私としては、自由と人権、民主主義の灯が、独裁国家によって一つ一つ潰されていくようで、胸がつぶれる思いです。日本国周辺にある軍事独裁国家から、日本を守るための防衛研究の権利は守り抜かねばなりません。我が国の「平和主義者」を名乗る人たちが直接的暴力を使わず、間接的な圧力をもって、「精神的自由権」の一つである「学問の自由」を平然と蹂躙していることに改めて憤りを覚えます。
また、昨日、ホルムズ海峡において日本国のタンカーが何者かによって攻撃されました。タンカー乗組員に死傷者はいなかったようですが、日本経済に不可欠な石油のシーレーンが脅かされることになりました。経済状況の悪化によっても国民の生活が困窮し人が亡くなることは多々あります。
日本政府には、この二つの問題には、果断に対処していただきたいと思います。前置きが長くなりましたが、平和と人権の観点から、書かせていただきました。
要件は2件です。
1点目。防衛研究反対派の団体である「軍学共同反対連絡会」の共同代表に、あの有名な香山リカ氏が就任されました。まずは香山氏という、新たな宿敵登場に敬意を表したいと思います。池内了氏、野田 隆三郎氏がご高齢のため、後継者として3人目の若い香山氏を選んだのでしょう。(下記リンク。pdfの8ページ目最下部をご覧ください。)いろいろ騒動を起こす一面、知名度も発信力もあり、弱小の当会としては決して見過ごしてはならない動きです。皆様方も心してください。
http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2019/05/NewsLetter_No32_rev.pdf

2点目。かねてより告知の通り、今まで使っているyahooブログが今年末でサービスが終了します。移転作業を進めています。また、これを機会に、今までの簡易的なブログから、本格的なホームページへの改正をします。また、今まではっきり策定していなかった基本方針の明記、とある方面の支持者拡大の戦略策定などを進めています。今年の夏をめどにロールアウトする予定です。よろしくお願いいたします。

これからますます暑くなります。ご自愛くださいませ。
代表
*********************************三大署名を今後ともよろしくお願いいたします
①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  https://goo.gl/BJEqSf
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  https://goo.gl/bu1aXd
③「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」  https://goo.gl/1KS9rv
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。Twitter https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudyブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yes_defense_research  (今年12月で閉鎖とのことなので、移転作業を進めています)ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください)

東京工業大学・筑波大学の抜け穴だらけ玉虫色「軍事研究禁止」方針 

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。
要件は1件です。
1件目。筑波大学に続いて東京工業大学が「軍事研究禁止」を打ち出しましたが、どうやら両大学とも抜け穴だらけで、安全保障技術研究推進制度への応募には多くの研究室が引き続き応募できそうな感じなのです。
◆筑波大学における軍事研究に関する基本方針(H30.12.13)  (※1)(抜粋)本学におけるあらゆる研究活動は、人道に反しないことを原則とし、学問の自由及び学術研究の健全な発展を図るため、研究者の自主性・自律性が尊重され、かつ研究の公開性が担保されるものでなければならない。これらに反していることから、本学は軍事研究を行わない。
◆「東京工業大学 軍事的安全保障研究に関する基本⽅針(2019.2.8)  (※3) (抜粋)(1) 国内外の軍事や防衛を所掌する公的機関からの資⾦提供に基づく研究は実施しない。ただし,委託による研究ではなく補助⾦(※)等により実施する研究で,かつ,別に定める審査委員会において,研究内容が明⽩な基礎研究,⼜は応⽤研究であっても明⽩に⺠⽣⽬的であること,並びに研究の⾃由及び研究成果の公開が将来にわたって確実に担保されることが認められた場合については,その限りではない。※「補助⾦等に係る予算の執⾏の適正化に関する法律」及び関係政省令が適⽤される資⾦を指す。(2) 研究経費の出所によらず,研究成果が軍事的に利⽤される可能性が極めて⾼いと考えられる研究は,審査委員会においてその実施の是⾮を決定する。
 以上を見ると両大学とも安全保障技術研究推進制度への応募は禁止されているように見えます。 ①筑波大学について 東京新聞の記事があります。(※2) (抜粋)軍事技術に応用可能な研究を助成する防衛省の公募制度「安全保障技術研究推進制度」については応募を一律に禁止せず、学内の審査委員会で個別に判断する。 基本方針では「人道に反しないこと」「研究者の自主性と自律性の尊重」「研究の公開性の担保」の三点を挙げ、これらに反するとの理由で、軍事研究をしないことを明記した。 担当の木越英夫副学長は「軍事研究の線引きは難しいため、個別に審査する。基本方針の三点に当てはまらないものは研究しない」などと話した。
 安全保障技術研究推進制度への応募は全面禁止ではないこと、当会がTwitterなどで訴えている通り、「研究者の自主性・自律性の尊重」や「研究の公開性の担保」については安全保障技術研究推進制度について問題がありません。 他の省庁の研究助成金と同様、予算不正使用がないかどうかのPO(プログラムオフィサー)がついている以外は自主性も自律性も尊重されています。 研究成果の論文は全世界に公開され、特許取得も自由なので抵触しません。 「人道に反しないこと」の定義があいまいですが、具体的に戦闘機や戦車、砲弾の研究をするわけではなく、するとしても防衛産業であり大学ではありません。 厳密にするとパソコンやスマートフォンすら、イラクの米軍兵士が軍事通信に使っているので、民生研究もできなくなります。「人道に反しないこと」の意味が不明です。
 そもそも筑波大学が禁止している「軍事研究」ってなんでしょうか?戦前の731部隊でしょうか?安全保障技術研究推進制度と731部隊は全く違いますしね。
②東京工業大学について (1) 国内外の軍事や防衛を所掌する公的機関からの資⾦提供に基づく研究は実施しない。
 ↑これで、安全保障技術研究推進制度への応募はできないと読ますが、続きがあります。 
ただし,委託による研究ではなく補助⾦(※)等により実施する研究で,かつ,別に定める審査委員会において,研究内容が明⽩な基礎研究,⼜は応⽤研究であっても明⽩に⺠⽣⽬的であること,並びに研究の⾃由及び研究成果の公開が将来にわたって確実に担保されることが認められた場合については,その限りではない。
 ↑実は、安全保障技術研究推進制度は委託による研究ではなく補助金により実施する研究なのです。 委託研究(又は受託研究)とは、企業や公的機関などが大学に研究を依頼するものです。この場合、研究内容は依頼主の企業や公的機関が決めます。 これに対し補助金による研究というのは、科研費等の各種助成金による研究で、安全保障技術研究推進制度もこれに含まれます。補助金による研究の内容は、大学の研究者が立案します。 その内容に対し助成側との方向性が一致すれば、研究のための補助金を出す契約をするという仕組みです。 また、筑波大学同様、安全保障技術研究推進制度は「研究の自由」「研究成果の公開が将来にわたって確実に担保されている」制度です。 「民生目的」が遠い将来軍事目的に応用されない保証はないので、「研究内容が明⽩な基礎研究,⼜は応⽤研究であっても明⽩に⺠⽣⽬的」は無意味です。

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よって、筑波大学・東京工業大学ともそれほど心配はいらないようです。 反対派は大はしゃぎしているようですが。(※4)  工学部系のオピニオンリーダーともいえる東京工業大学や筑波大学がこうした方針を打ち出したことで、まだ態度を保留している大学も、これに倣う流れができつつあるような気がします。
 今後とも注視していきます。 筑波大学関連記事(※1) 筑波大学   https://www.tsukuba.ac.jp/public/ho_kisoku/s-05/2018m01.pdf(※2) 東京新聞報道 https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201901/CK2019012502000152.html
東京工業大学関連記事(※3) 東京工業大学 https://www.titech.ac.jp/about/policies/pdf/gunjij_54d7wbr.pdf(※4) 軍学共同反対連絡会 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2019/05/NewsLetter_No32_rev.pdf
*********************************三大署名を今後ともよろしくお願いいたします
①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  https://goo.gl/BJEqSf
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  https://goo.gl/bu1aXd
③「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」  https://goo.gl/1KS9rv
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。Twitter https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudyブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yes_defense_research  (今年12月で閉鎖とのことなので、移転先を探しています)ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください) 

東京海洋大などの研究グループ 安全保障技術研究推進制度を生かした水中通信実験に成功

賛同して下さった皆様方(日本学術会議署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)
防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。要件は1件です。2/4にシェアしました、「安全保障技術研究推進制度の研究成果」(水中光無線通信)の続報です。
東京海洋大学(国立)などの研究グループが、海底観測装置から大容量のデータを高速で回収する実験に成功したとのことです。(文末※1)2/4配信の記事(1/30読売新聞 文末※2)では、安全保障技術研究推進制度を活用した新技術を4月にも製品化するとのことでした。
反対派の圧力にも負けず、研究を続けてこられた東京海洋大学の関係者様に感謝いたします。これらの技術は、本来は防衛省ですから、海中の潜水艦探知や、潜水艦航行の基礎データである海流や海水温度などの測定などに使われるのでしょうが、
海底の地震観測や地殻変動観測などにも応用でき、将来の南海トラフ巨大地震予知に繋がるのではないでしょうか。大いに期待したいと思います。また、改めて東京海洋大学の方々に感謝申し上げます。  
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三大署名を今後ともよろしくお願いいたします①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
https://goo.gl/BJEqSf②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
https://goo.gl/bu1aXd③「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」
https://goo.gl/1KS9rv他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yes_defense_research
  (今年12月で閉鎖とのことなので、移転先を探しています)
ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。
今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください) ******************※1********************************
水中で大容量データやりとり=光無線で高速通信-東京海洋大など
5/7時事通信光無線通信を使い、海底の観測装置から大容量のデータを高速で回収する実験に、東京海洋大などの研究グループが成功した。同大などが7日までに発表した。観測データの回収が容易になり、深海での地震観測や生物の観察などに役立つと期待される。
水中は電波が届きにくく、音波を使った通信が主流だが、通信速度が遅いため動画などの送受信は難しい。装置を海底から引き揚げてデータを回収する方法では、観測に空白期間が生じるデメリットがあった。
研究グループの海洋研究開発機構と島津製作所は、防衛装備庁が研究委託費を出す「安全保障技術研究推進制度」を利用し、新たな光無線技術を開発。点滅する光を通信機同士が照射し合ってデータをやりとりする仕組みで、実用化した通信機で実験を行った。
東京湾の海底に観測装置を設置し、通信機を載せた水中無人機を近づけて実験した結果、濁った水の中で約4メートル離れても、音波を用いた通信の約1000倍に当たる速度でデータを送受信できたという。
従来の光無線通信は、無人機と装置の位置がずれるとうまく通信できなかったが、今回は受信できる範囲を広げるなどして、安定した通信を可能にした。
安全保障技術研究推進制度は2015年度から始まり、島津製作所によると、同制度で開発された技術の実用化は初めて。同制度をめぐっては日本学術会議が17年、「政府による介入が著しく、問題が多い」とする声明を出した。https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050700720&g=soc

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******************※2********************************水中光無線通信で新技術開発…防衛省資金を活用 
1/30 21:46 読売新聞国立研究開発法人「海洋研究開発機構」(神奈川県横須賀市)と島津製作所(京都市)が、防衛省の研究資金をもとにする「安全保障技術研究推進制度」を活用して、水中で光無線通信を安定させる新技術を開発し、今年4月に通信装置を製品化することがわかった。2015年度に始まった同制度を利用した研究成果の実用化は初めて。
水中の光無線通信装置は、直径15センチ、長さ30センチの円筒形。島津製作所が、海底油田探査に使う無人潜水機(潜水ドローン)などのメーカー向けに発売する。最長10メートルの距離で毎秒最大100メガ・バイトのデータを送受信できる。20年春までに通信距離を100メートルまで延ばす予定だ。
先行する既製品は単一の波長を使っており、水が濁ると通信が不安定になる課題があった。海洋機構が制度の研究費計6500万円を活用して研究し、島津製作所が協力。水中を透過する青、緑、赤の3種類の半導体レーザー光を水の濁り具合によって変更し、大量のデータを送る技術を確立した。
海洋機構によると、17年7月には駿河湾の海中で100メートル離れたパソコンの遠隔操作を行う双方向通信の実験に成功している。水中で40メートル離した装置間で高精細動画を伝送できることも確認したという。水中の大容量無線通信は、潜水ドローンの普及やダイバーの交信機器の性能向上などに期待される技術で、世界で開発競争が激化している。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20190130-OYT1T50001/