ご署名くださった皆様方。代表です。
年の瀬も迫ってまいりました。
また、日々過去最大の新規感染者を更新し続けるコロナウイルスの感染急拡大が心配です。
また、コロナ禍による失業や経済的困窮の中にある方や感染された方もいらっしゃるかと思います。ご生活再建やご回復を祈念申し上げます。
皆様方、いかがお過ごしでしょうか。
用件は1件です。最近の日本学術会議関係のマスコミ報道についてです。3本お送りします
①学術会議の在り方「今の組織形態こだわらず検討を」科学技術相 2020年12月24日 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201224/k10012782021000.html
日本学術会議の在り方をめぐり、井上科学技術担当大臣は梶田会長と面会し、より役割を果たせるよう今の組織形態にこだわらずに検討することなどを求めました。
学術会議側は、今後さらに検討を進め来年4月に総会を開いて報告することになりました。
日本学術会議の来年4月の総会で、組織の在り方などについて総会を開いてまとめるとのことです。
コロナウイルス対策などで菅内閣支持率が下落傾向にある現在、どこまで強気に政府が押し通せるか心配ですが、このまま日本学術会議に強大な権限を与えたままでは、私共の目指す「防衛研究の自由」すなわち「学問の自由」を勝ち取ることは難しくなります。
大いに政府には期待したいところです。
②任命拒否巡る国立大学長アンケ、6割超が回答せず 国の「顔色」うかがい沈黙 – 毎日新聞 12/23
https://mainichi.jp/articles/20201223/k00/00m/040/297000c
日本学術会議の会員任命拒否問題に絡み、全国の国立大学長86人を対象に毎日新聞がアンケートを実施したところ、6割超の53人が回答せず、回答した33人中22人が報道する際に匿名を希望した。「『学問の自由』への侵害」ともいわれる任命拒否問題について実名での回答は11人にとどまり、見解を示さない学長は6割を超えた。この結果に対し、識者は「大学側の畏縮(いしゅく)の表れではないか」と指摘する。
質問の内容は、まあ毎日新聞らしく、「首相の任命拒否は妥当か」「首相の説明に納得できるか」などであり、回答数の中では否定的な意見が多いのは想像通りです。
当会としても、首相の説明は不十分であるとは考えております。至極妥当な回答だと思います。
また、6割超が回答せず、というのも当たり前で、国立大学は政治的な面倒事には巻き込まれたくない、ことを荒立てたくない、という考えが多数の様です。
日本学術会議の軍事研究禁止声明を受け、約3/4の大学がマスコミや一部教員団体の圧力を恐れて事実上の禁止に踏み切ったのと同様です。
注目すべきは、紙面では全く無視していますが、別添の図「任命拒否は学問の自由の危機につながるか」「学術会議のあり方を考える自民党PTに賛成か反対か」という2問の質問に、前者はほぼ回答が11:10と拮抗し、後者は13:11と賛成が上回っているのです。
日本学術会議の会員には多くの大学の学長・副学長クラスの先生方が名を連ねています。いわば学長の方々にとっては日本学術会議は「身内」です。
それにも関わらず、前者(学問の自由につながるか?)は拮抗、後者(自民党PTに賛成か?)は先生が上回る、という「身内」に手厳しい回答なのです。
大学は日本学術会議から「軍事研究禁止声明」など上から目線の高圧的な態度も取られているので、それの反発もあるのではないか?
色々な疑問が浮かびます。
③月刊Hanada 2021年2月号にて、長尾たかし議員による中国国防七子についての記事が掲載
https://www.fujisan.co.jp/product/1281697388/
【総力大特集 習近平中国の暴走を許すな!】
長尾たかし 中国「国防七大学」が日本の国立私立四十五大学と協定
当会のホームページでもご発言をご紹介させていただいております自民党長尾たかし衆議院議員が、月刊Hanada 2021年2月号に中国国防七子大学と日本の大学との関係についての記事を書かれています。どうかお読みになってください。
配信としましては以上になります。
繰り返しになりますが、コロナ禍で経済的困窮の中にある方や、感染された方もいらっしゃるかと思います。
年の瀬も迫ってまいりました。皆様方のご生活再建やご健康を祈念申し上げます。
来る新年が、皆様方にとりまして実り多き年になりますよう、重ね重ねでございますが心よりご祈念申し上げます。
代表
***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!
先月から大学署名19筆(累計4,495筆)、日本学術会議署名で19筆(累計5,188筆)のご署名がありました。
先週の配信から大学署名で3名様、日本学術会議署名で2名様していただきました。本当に感謝しております。!
※途中辞退者(署名趣旨間違い、身バレ困る等の諸事情により申し出あった方々)を除く
今までも、大学関係者など(同姓同名もあるでしょうけれど)数多くのご署名をいただき、本当に感謝しております。
当方では皆様方のメールアドレスは管理しておりません。この一斉送信だけが皆様方との絆です。
ご意見などありましたら、お気軽にメールをください。
***2大署名を今後ともよろしくお願いいたします
①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
http://chng.it/cSJq7nbq
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
自由と科学の会 防衛研究の自由を求めます!
http://liberty-and-science.org/
賛助会員募集中!現在19名様ご登録!(目標100名様)Paypalで月々200円!現在赤字での活動にどうかご支援を!
http://liberty-and-science.org/fund/
ご提言・情報・ご意見・アイデア・取材依頼などは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
特に大学関係者の方からのご意見や、安全保障技術研究推進制度にまつわる体験談などをお待ちしております。
メール info★liberty-and-science.org (★を@に変えてください)