【再送】2名の大学の先生方の告発 & 日本学術会議の組織改革について

ご署名くださった皆様方。代表です。

すっかり寒くなり、北日本地方では大雪の被害が心配です。
また、日々過去最大の新規感染者を更新し続けるコロナウイルスの感染急拡大が心配です。
また、コロナ禍による失業や経済的困窮の中にある方や感染された方もいらっしゃるかと思います。ご生活再建やご回復を祈念申し上げます。
皆様方、いかがお過ごしでしょうか。

用件は2件です。

1件目。3日前の配信でも触れましたが、再送です。2名の大学の先生方が、「軍事研究禁止」により研究活動に大きな支障をきたしている現状を告発してくださいました。
当会のホームページにて公開しております。既にこの3日間で120名以上の方々がご覧になってくださいました。御礼申し上げます。

まだお読みになっていない方は是非ともご覧ください。

↑上記当会のホームページに、「C大学D教授」「E大学F氏」の二名が、赤裸々に被害の実態を語ってくださっております。
この場をお借りしまして、改めて御礼申し上げます。

2件目。日本学術会議の組織再編について、先週から来週にかけて動きが立て続けにあります。ダイジェストでお送りします。

①自民の学術会議提言案 軍事スタンス素通りなどに不満も 12/9 産経新聞
https://www.sankei.com/smp/politics/news/201209/plt2012090019-s1.html

②【主張】学術会議で提言 軍事研究妨害の撤回促せ 12/10 産経新聞
https://www.sankei.com/smp/column/news/201210/clm2012100003-s1.html

③日本学術会議 組織や会員の在り方など検討進める考え 首相 12/15 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201215/k10012765721000.html

④日本学術会議 梶田会長 組織改革へ井上科学技術相に中間報告 12/16 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201216/k10012767701000.html

⑤学術会議の在り方 政府の考え 来週にも伝達へ 12/18 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201218/k10012771301000.html 

以上の記事を要約しますと、

①②12/9に自民党PTが政府に提出する提言をまとめました。政府から独立した組織とする等。軍事研究についてはスルーであり、一部議員からは不満も出たようです。

③日本学術会議の在り方について、菅総理大臣は、政府から独立した組織にすることなどを求める自民党の提言を受けて、政府としても、組織や会員の在り方などについて早急に検討を進める考えを示したとのことです。

④日本学術会議の梶田会長は、井上科学技術担当大臣に面会し、会議の助言機能を強化するためスタッフを充実させるなどの改革の方向性をまとめた中間報告を手渡しました。
組織の形態については、現状の国の機関ではなく独立行政法人や公益法人に変えることには慎重な議論が必要だとする認識を示したとのことです。

中間報告では、▽科学的助言機能の強化、▽会員選考プロセスの透明性の向上など、合わせて6つの項目について改革案や認識を示しました。
しかし、独立行政法人や、特殊法人、公益法人などへの移行については慎重な議論が必要だという認識を示しました。

もちろん、軍事研究禁止声明の問題点や、自衛官入学拒否問題、中国千人計画などについては一切触れていません。

⑤井上大臣は18日午前、菅総理大臣と会談し、来週にも日本学術会議の梶田会長と面会して、政府としての考え方を直接伝える方針を説明ました。
併せて、河野規制改革担当大臣とも会談し、来年度の学術会議の予算や定員について意見を交わしたとのことです。

以上の報道について、当会の意見を述べたいと思います。

①②の産経新聞の主張には同意です。日本学術会議には元凶である「軍事研究禁止声明」の撤廃への言及や、北海道大学研究途中放棄事件、自衛官入学拒否問題、中国千人計画、などへの間接的関与や黙認などへの反省は全くありませんし、政府側も自民党も切り込みが足りません。日本学術会議も逃げ回っています。

しかし、現状で政府・自民党が出来ることとしてははこれで精一杯だと感じております。

ここで自民党が軍事研究禁止声明の撤廃を盛り込んだら、それ見たことかと反対派も学術会議も騒ぐでしょうし、野党を勢いづかせます。
決して日本学術会議が声明を撤回する方向にはなりません。正式に撤廃されなければ、いつまでも大学を亡霊のように縛り続け、学問の自由や日本の防衛研究を妨害しつづけます。

まだまだ世論喚起や国民への周知・後押しが必要です。国民世論を盛り上げれば、撤廃も夢物語ではありません。
どうか、引き続き皆様方のお力添えをよろしくお願いいたします!!

配信としましては以上になります。

繰り返しになりますが、コロナ禍で経済的困窮の中にある方や、感染された方もいらっしゃるかと思います。
年の瀬も迫ってまいりました。皆様方のご生活再建やご健康を祈念申し上げます。

代表

***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!

先月から大学署名16筆(累計4,492筆)、日本学術会議署名で17筆(累計5,186筆)のご署名がありました。
本当に感謝しております。!

※途中辞退者(署名趣旨間違い、身バレ困る等の諸事情により申し出あった方々)を除く
今までも、大学関係者など(同姓同名もあるでしょうけれど)数多くのご署名をいただき、本当に感謝しております。

当方では皆様方のメールアドレスは管理しておりません。この一斉送信だけが皆様方との絆です。
ご意見などありましたら、お気軽にメールをください。

***2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy

自由と科学の会  防衛研究の自由を求めます!
http://liberty-and-science.org/

賛助会員募集中!現在19名様ご登録!(目標100名様)Paypalで月々200円!赤字での活動にどうかご支援を!
http://liberty-and-science.org/fund/

ご提言・情報・ご意見・アイデア・取材依頼などは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
特に大学関係者の方からのご意見や、安全保障技術研究推進制度にまつわる体験談などをお待ちしております。
メール info★liberty-and-science.org (★を@に変えてください)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA