経済安全保障重要技術育成プログラム(防衛装備庁以外のデュアルユース研究助成)

最終更新日: 4月 25, 2024 @ 9:08 AM

東京大学・京都大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学・東京工業大学・神戸大学・名古屋工業大学・東京都立大学が採択!

東京大学と神戸大学がNEDO公募の経済安全保障重要技術育成プログラム(通称Kプログラム)に採択されています。

NEDOから公募のあった「ハイブリッドクラウド利用基盤技術の開発」のうち、「半導体・電子機器等のハードウェアにおける不正機能排除のための検証基盤の確立」という項目に、東京大学・神戸大学が採択されています。(2023.6.29発表)

https://www.nedo.go.jp/content/100963089.pdf

続いて10月には、名古屋工業大学・大阪大学がJSTから公募の「空域利用の安全性を高める複数の小型無人機等の自律制御・分散制御技術及び検知技術(公募枠:①小型無人機等の自律制御・分散制御技術、②小型無人機等の検知技術)」にそれぞれ①大阪大学と産総研、②名古屋工業大学が代表研究者として採択されています。(2023.10.31発表)

名古屋工業大学は防衛装備庁禁止、東京大学・大阪大学・神戸大学も防衛装備庁には慎重な姿勢ですので、今後良い方向に波及することを期待します。

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1647/pdf/info1647.pdf

令和5年11月には東京大・京都大・東京工業大・九州大・大阪大が、JST募集のKプログラム「生体分子シークエンサー等の先端研究分析機器・技術」に採択されました。

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1655/index.html

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1655/pdf/info1655.pdf

令和6年4月には京都大学がNEDOより

「高効率・高品質レーザー加工技術の開発/高品質・高出力な半導体レーザー」というテーマで採択されています

https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101734.html

https://www.nedo.go.jp/content/100975370.pdf

 2024/4/22には新たにJSTより発表がされました。名古屋大学・東京都立大学・KEK(高エネルギー加速器研究機構)他、すでに採択実績のある東京大学・大阪大学の教員たちが、新たにK-program(経済安全保障重要技術育成プログラム)に採択されました。

採択テーマは「宇宙線ミュオンを用いた革新的測位・構造物イメージング等応用技術」です。

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1686/index.html

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1686/pdf/info1686.pdf

(2024.4.25)

止血剤(医学系)も募集開始

止血剤(医学系)のKプログラムもNEDOより募集を開始しました。

https://www.nedo.go.jp/koubo/EF1_100217.html

今までは工学系などが多かったのですが、医学系は珍しく、驚きました。

また「有事に備えた止血製剤製造技術の開発・実証」ということなので、もう台湾沖縄有事が迫っているのか、非常に切迫したものを感じます。

続々と募集テーマのラインナップが増加!現在16件。

現在、総勢16件もの経済安全保障重要技術育成プログラム(K-program)が続々と募集開始です。研究者の皆様方のご応募を期待します。

海洋、航空宇宙、バイオ、サイバーなど

https://www8.cao.go.jp/cstp/anzen_anshin/kprogram.html

Youtube動画にも簡単ですがまとめました

(2023.1.15)

JSTから募集が開始されました!

https://www.jst.go.jp/k-program/koubo/  

経済安全保障重要技術育成プログラム、通称K-program がJSTから無人機に関して2件のテーマを応募開始の模様です!

  • 無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査システムの構築
  • 災害・緊急時等に活用可能な小型無人機を含めた運航安全管理技術

(2022.12.5)

NEDOが3テーマ募集開始

https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101597.html

 経済安全保障重要技術育成プログラム、通称K-program がNEDOから3テーマの募集を開始しました

「船舶向け通信衛星コンステレーションによる海洋状況把握技術の開発・実証」に係る公募について

 「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」に係る公募について

 「高感度小型多波長赤外線センサ技術の開発」に係る公募について

(2022.12.5)

経済安全保障重要技術育成プログラム

 出資官庁は経産省・内閣府・文科省などです。「防衛装備庁・安全保障技術研究推進制度」を名指しで禁止された場合は有効な対抗手段と思われます。
 制度設計の途中の段階ですが、将来的に総額5,000億円の基金を用いて、各研究者を公募するとの事です。

第3回経済安全保障重要技術育成プログラムに係るプログラム会議 (2022.8.29)

https://www8.cao.go.jp/cstp/anzen_anshin/program/3kai/3kai.html

経済安全保障重要技術育成プログラム:支援対象とする技術

https://www8.cao.go.jp/cstp/anzen_anshin/program/3kai/sanko2.pdf

航空(無人機や極超音速など)、宇宙(人工衛星など)、海洋(観測など)、サイバー、AI、バイオ、蓄電池など防衛装備庁研究と類似しているいるテーマの技術を公募しています。

以上の内容は、Youtube動画にしております。どうか併せてご視聴ください。