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中国大学危険度リストをいうものを、豪州戦略政策研究所(ASPI)というシンクタンクが発表しています。
https://unitracker.aspi.org.au/
上記にアクセスしてみてください。
「中国人民解放军空军指挥学院」などという怖いところから、「中山大学」などという変哲もない大学をリスト化していますが、これは中国の大学の危険性をランク付けしたものです。
なかでも”Very High Risk”や”High Risk”と格付けされている大学と、日本の多くの大学が共同研究や協定を結んでいることが、調べてみてわかりました。
「(日本の)○○大学 協定校」と検索してみてください。すぐに、大学が世界各国と結んでいる協定大学のリストが出てきます。
名指しは避けますが、日本の名門大学から地方大学まで、”Very High Risk”や”High Risk”と何らかの協定などを結んでいる実例が、たくさん出てきます。
“nuclear weapons”,”espionage”,”cyber attack”という恐ろしい言葉が平気で見つかります。
国防七子(Seven sons of national defence)という言葉があります。中国人民解放軍直下の7つの大学で、北京航空航天大学、北京理工大学、ハルピン工程大学、ハルピン工業大学、南京航空航天大学、南京理工大学、西北工業大学を指します。もちろんすべて”Very High Risk”に分類されています。
その他にも数多くの大学が、Very High Risk,High Risk,Midium Riskなどに分類されています。
もちろん、何らかの協定を日中の大学間で結んでいるからといって、即、技術が中国(人民解放軍)に渡るものではありません。
思い込みや早合点は禁物ですが、共同研究や人的交流がすべて十分な注意を払って行われているとも考えにくいと思われます。
私どもは、引き続き安全保障技術研究推進制度の自由を求めていきますが、同時に、日本の技術が外国に渡り、大量破壊兵器に使われることを抑止することも政府に求めていきたいと考えております。科学技術の輸出管理です。ちょうど経済安保の特集連載が5月に読売新聞に掲載され、政治家なども発言しました。
メディア掲載(1)
今後とも注視していきます。