筑波大学学長会見 & 参考資料集公開

ご署名下さった皆様方。代表です。新年度がスタートしました。
コロナウイルスの世界的な流行が、いよいよ異常事態とも呼べる状況になってきました。
私や家族は無事ですが、近隣自治体からも感染者が出ており、油断はできません。
皆様方のご無事をご祈念したします。

用件は2件です。

1件目。3月26日に筑波大学の永田学長が会見を行いました。
概観として、学長自ら批判の矢面に立ち、自分の言葉で考えた言葉で、反対派の難癖に対し毅然と反論しているという印象です。
コロナウィルスで大変な中、永田学長、ならびに執行部の先生方にご声援と感謝を申し上げます。

詳細は以下の東京新聞をご覧いただくとして、
「軍事転用が可能な研究はいろいろある。懸念があれば他省庁や産業界のお金でもチェックし、拒否する」として、研究費の出どころにはこだわらない姿勢を示した。
 ←この点は、反対派が拠り所としている「金の出どころ(防衛装備庁)で判断」という理屈を一蹴するものです。
 もしこれが、我々の意見を参考にしているのならば、こんなにうれしいことはありませんが、もちろん想像の域を出ません。

本当はさらに、感謝とご意見を筑波大学様にお送りしたいところではありますが、このコロナウィルスの異常事態で、全国の大学も授業開始遅延など対応に追われていますので、あえて差し控えさせていただきます。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202003/CK2020032702000127.html
「軍事研究」批判 筑波大学長「内容で判断」 「自衛のため問題ない」と反論 2020年3月27日東京新聞
 防衛省が公募する研究費助成制度に筑波大が応募して採択され、学内外から批判が出ている問題で、永田恭介学長は二十六日、定例会見で「お金の出どころではなく内容で判断した。軍事研究ではない」と反論した。
 採択されたのはハイテク素材のカーボンナノチューブを使い、衝撃に強い素材を開発する研究。筑波大には「軍事研究をしない」との基本方針があり、全国の研究者らでつくる「軍学共同反対連絡会」(共同代表・池内了名古屋大名誉教授)は、「学問研究が戦争に協力してはならない」と中止を申し入れている。
 永田学長は、軍事研究の定義を「他国への攻撃につながる研究」と語り、「自衛のための研究なら問題ない」と述べた。
 「防衛省が軍事転用と書いているのに、大学側が違うと言うのはナンセンス」との反対団体の批判については、「『防衛分野の将来の開発に資する』と書かれている。われわれは軍事研究は否定しているが、守る方の防衛なら構わないと思っている」と説明した。
 さらに「軍事転用が可能な研究はいろいろある。懸念があれば他省庁や産業界のお金でもチェックし、拒否する」として、研究費の出どころにはこだわらない姿勢を示した。 (宮本隆康)

2件目。今まで非公開でした、手持ちの資料を、ホームページで公開いたします。
http://yes-defense-research.org/%e5%8f%82%e8%80%83%e8%b3%87%e6%96%99%e9%9b%86/
↑以上に、「現行の研究リスト」「各大学の安全保障技術研究推進制度への応募の態度(会の私見によります)」「各大学の公開資料による応募ポリシー」を掲載します。
以後、順次必要に応じて公開していきます。

繰り返しますが、皆様方のご無事をご祈念申し上げます。

防衛研究推進を求める自由市民の会

代表

***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!

3月以降本日に至るまで、大学署名で8筆(累計4,348筆)、日本学術会議署名で4筆(累計4,972筆)のご署名がありました。
※途中辞退者(署名趣旨間違い、身バレ困る等の諸事情により申し出あった方々)を除く
今までも、大学関係者など(同姓同名もあるでしょうけれど)数多くのご署名をいただき、本当に感謝しております。
心より感謝申し上げます。一緒に闘っていきましょう。

当方では皆様方のメールアドレスは管理しておりません。この一斉送信だけが皆様方との絆です。
ご意見などありましたら、お気軽にメールをください。

***2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
ホームページ
http://yes-defense-research.org/
ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
特に大学関係者の方からのご意見をお待ちしております。
メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください)

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