岸田内閣「科学技術立国」「経済安全保障」に期待と提言

ご署名下さった皆様方。代表です。
先週に発生した東京都・埼玉県で発生した最大震度5強の地震で、死者こそいなかったものの、お怪我や家屋、水道や鉄道の被害が出ました。心よりお見舞い申し上げます。
また、今月3日に和歌山県で発生しました水管橋の破断、また10日には埼玉県内の変電所火災によりJRが運休となりました。
改めて、新型コロナウイルス対策も含め、医療やインフラ設備とそれを支える科学技術の大切さを身に染みて感じているところです。

用件は1件です。
8日に岸田総理の所信表明演説がありました。それについての当会の意見を出したいと思います。

演説では「科学技術立国の実現」「経済安全保障」という言葉がハッキリと何回も繰り返され、心強く思いました。
しかし、若干抜け落ちているのではないか、という点も踏まえて説明したいと思います。

https://www.kantei.go.jp/jp/100_kishida/statement/2021/1008shoshinhyomei.html

第二百五回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説より抜粋

「まず、成長戦略の第一の柱は、科学技術立国の実現です。
 学部や修士・博士課程の再編、拡充など科学技術分野の人材育成を促進します。世界最高水準の研究大学を形成するため、十兆円規模の大学ファンドを年度内に設置します。デジタル、グリーン、人工知能、量子、バイオ、宇宙など先端科学技術の研究開発に大胆な投資を行います。民間企業が行う未来への投資を全力で応援する税制を実現していきます。
 また、イノベーションの担い手であるスタートアップの徹底支援を通じて、新たなビジネス、産業の創出を進めます。
 そして、二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向け、温暖化対策を成長につなげる、クリーンエネルギー戦略を策定し、強力に推進いたします。
 第二の柱は、地方を活性化し、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」です。
 地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めていきます。そのために、5Gや半導体、データセンターなど、デジタルインフラの整備を進めます。誰一人取り残さず、全ての方がデジタル化のメリットを享受できるように取り組みます。

 第三の柱は、経済安全保障です。
 新たに設けた担当大臣の下、戦略物資の確保や技術流出の防止に向けた取組を進め、自律的な経済構造を実現します。強靱なサプライチェーンを構築し、我が国の経済安全保障を推進するための法案を策定します。」

「科学技術立国の実現」「経済安全保障」これ自体は、異論はありません。大いに取り組んでいただきたいと思います。
今年8月(菅前総理の時)公表された令和4年度文部科学省概算要求を読んでいただきたいと思います。
https://www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_kouhou02-000010167_1.pdf
随所にイノベーションとか、きらびやかな文言と予算が並んでいます。
p.25「国立大学改革の推進等」をご一読いただきたいと思います。

「国立大学法人運営費交付金□1兆1,167億円(前年度予算額□1兆790億円)」
運営費交付金つまり大学の人件費、設備修繕などの必要経費として国から国立大学法人に交付されるものですが、これが横ばい・減少傾向が続いており、特に地方国立大学の運営に支障をきたし、日本の科学技術力の裾野が狭くなり層が薄くなっている、そう指摘されています。

令和3年度からほとんど増えていません。きらびやかな重点予算も結構ですが、層を厚くするため、補正予算でもよいので岸田総理には是非とも国立大学運営費交付金を手厚くしていただきたいと思います。

また、岸田総理は改めて6名の日本学術会議会員任命を拒否されました。大いに評価できます。

岸田内閣でも学術会議推薦候補を任命せず 松野官房長官「手続きは終了」
2021年10月7日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/135470

岸田内閣の推し進める「科学技術立国の実現」「経済安全保障」という政治情勢の変化に乗じて、日本学術会議や反対派がどう戦略を変えてくるのか、こちらも心せねばなりません。
特に日本学術会議が焼け太りすることを警戒します。

今後ともよろしくお願いいたします。

代表

***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます! 

2017年2月12日に活動開始しまして4年半が過ぎました。
大学署名累計4,550筆(前回10/4配信から3筆追加)、日本学術会議署名で累計5,226筆(前回10/4配信より2筆追加)のご署名がありました。

新規にご署名くださった方々、ありがとうございました。ともに戦ってまいりましょう。今年も増やしてまいります!

※途中辞退者(署名趣旨間違い、身バレ困る等の諸事情により申し出あった方々)を除く
今までも、大学関係者など(同姓同名もあるでしょうけれど)数多くのご署名をいただき、本当に感謝しております。

当方では皆様方のメールアドレスは管理しておりません。この一斉送信だけが皆様方との絆です。
ご意見などありましたら、お気軽にメールをください。

***2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy

自由と科学の会  防衛研究の自由を求めます!
http://liberty-and-science.org/

YouTube自由と科学の会チャンネル開設!チャンネル登録よろしくお願いします!
適宜動画を追加していきます!
https://www.youtube.com/channel/UC2q3rtWkehBBcJ4tZzfzQJA

「経済安全保障と研究インテグリティ(シリーズ第4回)」
https://www.youtube.com/watch?v=-79XUNMm-xs

「大学から防衛装備庁研究を禁止させられた先生方の体験談(シリーズ第3回)」
https://www.youtube.com/watch?v=2EMrzhDeF78

「身近にある軍事技術(シリーズ第2回)」
https://www.youtube.com/watch?v=3myXOPKUkeU

「日本の大学で武器の研究をしているの?(シリーズ第1回)」
https://www.youtube.com/watch?v=3iGpiNDiJc0

賛助会員募集中!現在31名様ご登録!(目標100名様)Paypalで月々200円!現在赤字での活動にどうかご支援を!
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ご提言・情報・ご意見・アイデア・取材依頼などは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
特に大学関係者の方からのご意見や、安全保障技術研究推進制度にまつわる内部情報、体験談などをお待ちしております。
メール info★liberty-and-science.org (★を@に変えてください)

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