ご署名くださった皆様(大学、日本学術会議)、代表です。
用件は1件です。日本学術会議がデュアルユース研究の軍民分離は不可能という見解維持、との記事です。民営化議論を前に、姑息な組織維持の命乞いの意図が見え見えです。以下、詳述します。
3日前の日本経済新聞の記事を、昨日寝る前に見かけて引っかかるものを感じました。今朝改めて読んでみて、怒りを覚えました。
こちらを今朝、Twitter(X)に書き込み、9/28の18時現在、18,000件以上閲覧されバズりました。
>今更言われても。どれだけ現場の研究者が苦労したと思ってる💢
>全大学対象に防衛研究自由化声明を出せ! https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA149F90U3A910C2000000/
> 日本学術会議は25日、デュアルユース(軍民両用)技術の研究を巡る見解を公表した。軍民両用と軍事に無関係な研究を明確に分けるのは困難との認識を維持した。
>日本学術会議は今すぐ全大学対象に防衛研究自由化声明を出せ!💢
> 組織延命のための命乞いか! 自衛官入学拒否や中国への技術流出黙認にダンマリ決め込んでいることと、全く一緒じゃないか!卑劣極まりない!💢
今回の配信の主張は、すでに上記Twitterで書いたとおりです。
日本学術会議が今更現状追認でデュアルユース研究の軍民分離は困難と言い訳してきたことに改めて怒りを覚えます。
2017年声明で「研究資金の出処で分離可能」と豪語していた事への反省も総括もありません。
https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/gunjianzen/index.html
>まずは研究の入り口で研究資金の出所等に関する慎重な判断が求められる。
かつて国公立大学で行われていた自衛官入学拒否や、現在でも行われている大学での中国への技術流出・軍事転用黙認への日本学術会議による疚しい沈黙。また同じことを繰り返しています。
政府による民営化議論を前に、マスタープラン看板架替えの「未来の学術振興構想」(作成した先生方の努力は認めます)を出してきたり、組織維持の命乞いの意図が見え見えの「デュアルユース研究容認」論をぶち上げたり、どこまで姑息なのでしょうか。
日本学術会議はこそこそと姑息な変節をする前に、「軍事研究禁止声明は誤りでした。自衛官入学拒否も外国への技術流出黙認も誤りでした。」と反省・総括し、さっさと「防衛研究自由化声明」を発出すべきです!! 今すぐ!
怒りで言葉が収まりませんが、ここまでにしておきます。。。
日本経済新聞の元記事は以下です。
*******以下引用*********
学術会議、軍民両用研究「明確に分類困難」 見解公表
2023年9月25日 21:00 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA149F90U3A910C2000000/
日本学術会議は25日、軍事と産業の両面で使えるデュアルユース(軍民両用)技術の研究を巡る見解を公表した。軍民両用と軍事に無関係な研究を明確に分けるのは困難との認識を維持した。
政府は同日に学術会議のあり方を話し合う有識者懇談会を開いた。
担当相に就いた松村祥史国家公安委員長が初めて出席した。松村氏は「科学技術立国を実現するためには学術界、政府、経済界が連携して取り組むことが必要不可欠だ。学術会議がその中で果たす役割は極めて大きい」と語った。
軍民両用について2022年7月に発表した論点整理を見解の形でまとめ、学術会議側がこれまでの取り組みを説明した。大学などに情報公開やリスク管理などの対策をまとめるよう改めて求めた。
学術会議は当初から安全保障分野の研究に慎重姿勢をとってきた経緯がある。科学技術の軍事利用が戦争の一因になったなどの考えから、1950年と67年に「戦争を目的とする科学の研究は絶対に行わない」との声明を発表した。
軍民両用技術は人工知能(AI)やドローンといった成長につながる技術革新をもたらし、米欧や中国が先行する。政府は省庁横断で防衛力強化に資する研究開発に向けた取り組みを進めている
******以上引用*********
用件は以上です。今後ともよろしくお願い致します。
末筆で大変恐縮で有り、本当は真っ先に書かねばならないのですが、ウクライナの国民に一日も早い平和と自由がもたらされますよう、ただただ祈るばかりです。
Україна назавжди вільна !
ウクライナは永遠に自由です!
代表
***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!
2017年2月12日に活動開始いたしまして6年半以上が経過致します。
大学署名累計4,718筆(先月7/17配信から1筆追加)、日本学術会議署名で累計5,568筆(前回9/26から1筆 追加)のご署名がありました。
新規にご署名くださった方々、ありがとうございました。ともに闘ってまいりましょう。今後も増やしてまいります!
①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
https://www.change.org/Daigaku_Bouei_Kenkyu
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
https://www.change.org/Gakujutsukaigi_Bouei_Kenkyu
自由と科学の会 防衛研究の自由を求めます!
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