ご署名くださった皆様(大学、日本学術会議)、代表です。
用件は1件です。
前回1/11に配信しました「軍民デュアルユース連携、13日の日米首脳会談で合意!? 」の続報です。
http://liberty-and-science.org/archives/2609
皆様も報道等でご承知の通り、欧米歴訪中の岸田総理と米国バイデン大統領との間で日米共同声明が現地時間1月13日(日本時間14日未明)に発表されました。
原文・公式文書は、外務省のホームページでご確認ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100446134.pdf
マスコミ各紙は
「日米、台湾念頭に対処力向上 『日本防衛に全面関与』」(日本経済新聞)
「日米首脳会談、日本の防衛力強化をバイデン大統領が称賛-共同声明」(Bloomberg)
「日米首脳会談で共同声明 安保3文書改定『日米関係を現代化する』」(朝日新聞)
等、もちろんトップニュースです。内容は各紙でご覧いただければと思います。
我々の最大の関心事はもちろんデュアルユース研究、防衛研究を巡る政策です。
これに関しては前回1/11に配信した読売新聞の記事があります。
軍民デュアルユース連携、日米首脳会談で一致へ…日本の民生技術で抑止強化
2023/01/11 読売新聞 (公開記事のため各自ご覧ください)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230110-OYT1T50306/
その他に、1/13付の毎日新聞夕刊記事で興味深いものがありました。
極超音速兵器迎撃 日米が共同開発へ
2021/1/13 毎日新聞 東京夕刊 (有料記事)
https://mainichi.jp/articles/20230113/dde/001/010/026000c
・訪米中の浜田靖一防衛相は12日、米国のオースティン国防長官と会談し、極超音速兵器を迎撃するシステムの開発に向けて、耐熱性が高い素材技術や試験環境に関する共同研究を開始することで一致
・安全保障関連の先端技術分野で協力を加速させる方針で一致し、無人機の自律型システムや、敵の無人機に高出力マイクロ波を照射して故障させたり機能停止させたりする技術に関して、日米の共同研究を視野に協力を進めることも確認
概要は以上です。
先述の外務省の声明原文には、こんな一文があります。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100446134.pdf
「豪州及びインドと共に、我々は、日米豪印が、国際保健、サイバーセキュリティ、気候、重要・新興技術、 海洋状況把握において成果を出すこと等により、地域に具体的な利益をもたら すことにコミットした善を推進する力であり続けることを確保する。」
こうして、緊迫化の度合いを進める世界情勢を背景に、日米や他の諸国が連携してデュアルユース研究・防衛研究には本格的に腰を入れていく流れとなっています。
懸念事項としては、もちろん日本学術会議、そして各大学がどのような動きをしてくるか、です。
今回の重要情報は以上です。追伸として、昨日また動画をアップしましたのでご報告します。各自ご視聴くださればと思います。
日本学術会議 第三者委員会等、政府による改革案
用件は以上でございます。
末筆で大変恐縮で有り、本当は真っ先に書かねばならないのですが、ウクライナの国民に一日も早い平和と自由がもたらされますよう、ただただ祈るばかりです。
Україна назавжди вільна !
ウクライナは永遠に自由です!
代表
***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!
2017年2月12日に活動開始いたしまして間もなく6年が経過致します。
大学署名累計4,711筆(前々回1/11配信から1筆追加)、日本学術会議署名で累計5,464筆(今月1/7配信から1筆追加)のご署名がありました。
新規にご署名くださった方々、ありがとうございました。ともに闘ってまいりましょう。今後も増やしてまいります!
①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
https://www.change.org/Daigaku_Bouei_Kenkyu
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
https://www.change.org/Gakujutsukaigi_Bouei_Kenkyu
自由と科学の会 防衛研究の自由を求めます!
ホームページ http://liberty-and-science.org/
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