
ご署名くださった皆様(大学、日本学術会議)、代表です。春らしくなってきました。用件は1件です。
先ほど(4/10の13時過ぎ)、参議院インターネット中継にて、参議院外交防衛委員会にて佐藤正久議員が質問されていました。要旨としては以下の通りです。
・中国人の留学生(中には国防七校出身も居る)や、国公立大学の中国人副学長の存在や数について政府は把握しているのか?
・中国のCSCが定める「国家建設高水平大学公派研究生項目」奨学金を受けた中国人留学生の存在の把握は政府としてしているのか?
・文科省、法務省、政府一丸になり、デューデリジェンス対策、研究インテグリティ対策としてさっさと連携して行うべきだ。
・先日有村治子議員が中国人留学生について質問したが、政府として早く明確に対応すべきだ。
参議院インターネット中継 (4/10の外交防衛委員会の13時から、1人目で佐藤議員)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
先日も有村治子議員が中国人の博士課程の学生や奨学金について質問され、報道されました。
https://www.sankei.com/article/20250324-SLQZKAXYKFGCHAJKS3URGYCXPQ
しかしこの問題は単純ではありません。
・日本人が博士課程に行きたがらない(博士号を持っても就職口が少ない)が、中国人は博士号を取ると中国で好待遇で就職できる。
・日本の大学は理工系ならば博士課程、文系ならば修士博士課程に行く人材は少ないです。特に理工系はチームで研究しますので、大学院生は貴重な研究スタッフ・人員です。国籍にこだわっていたら研究が出来ない。
・各大学は文科省からの査定におびえています。大学院の定員割れは交付金の減額や最悪の場合閉校の恐れがあるために、中国など外国人留学生で穴埋めするしかない。
そのような現状がある中で、経済安全保障の観点から懸念国への技術流出防止の観点からも考えねばなりません。
「中国の方が研究力は、いまや日本より勝るから今更日本から盗む技術はない」と言う方がいますが、総合的な研究力と言うより、ニッチな分野で強みを持つ研究者があちこちにいますので、まだまだ日本は狙われる存在なのです。
用件は以上です。
桜ももうそろそろ終わりでしょうか。世間は芸能人の逮捕騒動や米国関税の問題一色ですが、我々の活動は粛々と進めます。季節の変わり目、どうかご自愛ください。
代表
***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!
2017年2月12日に活動開始いたしまして7年余りが経過致します。
大学署名累計4,745筆(3/18配信から1筆追加!)、日本学術会議署名で累計5,670筆(3/15配信から1筆追加!!)のご署名がありました。
新規にご署名くださった方々、ありがとうございました。ともに闘ってまいりましょう。今後も増やしてまいります!
①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
https://www.change.org/Daigaku_Bouei_Kenkyu
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
https://www.change.org/Gakujutsukaigi_Bouei_Kenkyu
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