ご署名くださった皆様方。
代表です。
コロナ禍ですので、新年のお祝いは控えさせていただきます。
厳しい世情で、困窮のさなかにある方々もいらっしゃるかと思います。心よりお見舞い申し上げます。
また、これまで支えてくださった方々のご声援を糧に、新たな年を迎え、さらに活動を続けてまいります。
どうぞ、今年もご支援のほどよろしくお願いします。
用件は1件です。読売新聞が元旦に「中国千人計画に参加した44人の日本人研究者」の特集を組みました。
SNS上では大騒ぎで、私も紙面を見て新年早々驚かされました。
【独自】中国「千人計画」に日本人、政府が規制強化へ…研究者44人を確認 読売新聞 2021/1/1
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201231-OYT1T50192/
・中国の人材招致プロジェクト「千人計画」に、少なくとも44人の日本人研究者が関与していた
・日本政府から多額の研究費助成を受け取った後、中国軍に近い大学で教えていたケースもあった。
・政府は、経済や安全保障の重要技術が流出するのを防ぐため、政府資金を受けた研究者の海外関連活動について原則として開示を義務づける方針を固めた。
・今回確認された44人の中には、中国軍に近い「国防7校」に所属していた研究者が8人いた。うち5人は、日本学術会議の元会員や元連携会員。
要旨は以上になります。詳細は各自ご覧ください。記事は会員限定記事ではないので、どなたでもご覧になれます。
元旦早々、しかも公開記事というところに、読売新聞の意気込みを感じます。
さて、この記事に対し、軍学共同反対連絡会はじめ反対派や、日本学術会議はどのような申し開きをするのでしょうか?
SNS上では早速、デマだ、任命拒否隠しの論点ずらしだ、という言説が溢れています。
菅総理の任命拒否は確かに重大な問題ではありますが、日本学術会議が積極的に千人計画に関与していなくても、元会員、元連携会員が中国の軍事研究に手を染めたのです。
防衛省の安全保障技術研究推進制度を批判する資格は全くないでしょう。
安全保障技術研究推進制度を「金の亡者」「悪魔に魂を売る行為」「経済的徴兵制」と批判してきた人たちが、掌を翻し、「日本政府が研究費をケチったのが悪い」と擁護する姿は悲しいものがあります。
中国の研究者招致「千人計画」当事者の思い 「学術会議が協力」情報拡散の背景は 毎日新聞2020年10月15日
https://mainichi.jp/articles/20201014/k00/00m/040/379000c
↑安全保障技術研究推進制度を散々バッシングしてきた毎日新聞が、千人計画に参加した研究者を擁護する記事です。
4月に行われる、日本学術会議の総会での組織改革をめぐる話し合いを前に、一石を投じた格好の記事です。
今後の行方を注視したいと思います。
繰り返しになりますが、本年もご支援のほどよろしくお願いいたします。
最後になりますが、コロナ禍で困窮のさなかにある方々の、ご生活・ご健康の回復を心よりご祈念申し上げます。
代表 ならびにスタッフ一同
***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!
昨年は大学署名172筆(累計4,496筆)、日本学術会議署名で234筆(累計5,189筆)のご署名がありました。
今年も増やしてまいります!
※途中辞退者(署名趣旨間違い、身バレ困る等の諸事情により申し出あった方々)を除く
今までも、大学関係者など(同姓同名もあるでしょうけれど)数多くのご署名をいただき、本当に感謝しております。
当方では皆様方のメールアドレスは管理しておりません。この一斉送信だけが皆様方との絆です。
ご意見などありましたら、お気軽にメールをください。
***2大署名を今後ともよろしくお願いいたします
①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
http://chng.it/cSJq7nbq
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
自由と科学の会 防衛研究の自由を求めます!
http://liberty-and-science.org/
賛助会員募集中!現在23名様ご登録!(目標100名様)Paypalで月々200円!現在赤字での活動にどうかご支援を!
http://liberty-and-science.org/fund/
※1/1新年早々、1名様のご新規登録がありました。心より感謝いたします。
ご提言・情報・ご意見・アイデア・取材依頼などは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
特に大学関係者の方からのご意見や、安全保障技術研究推進制度にまつわる体験談などをお待ちしております。
メール info★liberty-and-science.org (★を@に変えてください)