筑波大学様に「悪魔の証明」を求める反対派 & 他

(以下の文章は2大署名の近況報告で一斉配信しております)

ご署名下さった皆様方。代表です。

コロナウィルスで連日、新たな感染者や死者が続出し、まさに我が国の正念場です。
私と家族は今のところ無事ですが、とにかく政府の指示に従い、感染をしない・させない努力を各個人がするしかない状況です。
皆様方のご無事をご祈念したします。

用件は2件です。

1件目。軍学共同反対連絡会の公開質問状に対しての筑波大学様の返答は「悪魔の証明」としか呼べない代物です。
軍学共同反対連絡会公式サイトによると、彼らは専用の別サイトまで立ち上げたようです。
(そうすべく我々も動いていますが、他に大手大学が採択されたら、そのたびに専用の署名やサイトを立ち上げるのでしょうか?)

https://gunjikenkyu-no.jimdofree.com/
「2020/3/17 筑波大学から回答あり。研究が終われば、成果がどう使われようと知らない。「今だけ、自分の研究だけ」を筑波大学は公認するのか?」
という記事があります。
「【筑波大学からの回答】
本制度の研究成果については、公募要領に「防衛装備庁が受託者による研究成果の公表を制限することはありません。」と記載のあるとおり、防衛装備庁に制限されることなく広く一般に公表されるものである。その時点で、民間企業等も、大学等研究機関も、防衛装備庁も等しく研究成果を利用できるものであり、研究成果が利用されないという担保を取ることはできない。それは他の競争的資金制度での研究成果においても同様のことである。 」
という、至極真っ当で当たり前のことを(常日頃から我々が主張する通り!)筑波大学様から返答していただいているのに、反対派は「軍事に応用されない確約を取れ」と、無理難題を吹っかけています。

私どもが繰り返し述べており、防衛研究問題FAQ http://yes-defense-research.org/%e9%98%b2%e8%a1%9b%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%80%80faq/ でも書いていますが、
どんな研究も(池内了先生や益川敏英先生の素粒子物理学含めて)いつどこで軍事転用できるかわかりません。
彼らの詰問は「悪魔の証明」としか呼べない、愚問です。

たとえば、軍事研究禁止を謳っている京都大学は人道的研究として、地雷除去技術を研究しているところです。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/shiroya-lb/mine.htm
もちろん皆さんご想像の通り、これは軍事利用すれば、進撃する部隊を阻害する地雷原を除去する研究にもなるのです。
これを、反対派の皆さんはどうお考えなのでしょうか。

2件目。軍学共同反対連絡会が国立大学協会(筑波大学永田学長様が会長を務めています)にも意見書を出したそうです。
最新号ニュースレター43号より。
http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2020/04/NewsLetter_No43.pdf
このコロナウィルスで全国の大学は対応に追われています。そのさなかに、5/10までに回答を寄越せと要求しており、信じ難い思いです。
私どもは大学への一切の連絡を自粛しています。
反対派の方々も、この異常事態に際して、自粛していただければと思います。

最後に。
昨今、コロナウィルスの流行が深刻で大きな社会問題になっています。
コロナウィルス研究に携わる研究者の皆様には総力を上げて取り組んで頂いて、一刻も早く有効なワクチン、治療薬の開発につなげて頂くことを期待します。
一方で伝染病の防疫、ワクチンの研究は、生物兵器の技術とも深い関係があります。軍事目的でない研究でも兵器に応用される可能性があります。
過去にはインフルエンザに関する論文が、生物兵器に応用される危険性があることから、一部の記述を削除することを求められたことがありました。この研究は軍事研究でしょうか?
以上、問いかけをさせていただき、結びとします。

繰り返しになりますが、皆様方のご無事をご祈念申し上げます。

防衛研究推進を求める自由市民の会 代表

***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!

3月以降本日に至るまで、大学署名で14筆(累計4,354筆)、日本学術会議署名で6筆(累計4,974筆)のご署名がありました。
※途中辞退者(署名趣旨間違い、身バレ困る等の諸事情により申し出あった方々)を除く
今までも、大学関係者など(同姓同名もあるでしょうけれど)数多くのご署名をいただき、本当に感謝しております。
心より感謝申し上げます。一緒に闘っていきましょう。

当方では皆様方のメールアドレスは管理しておりません。この一斉送信だけが皆様方との絆です。
ご意見などありましたら、お気軽にメールをください。

***2大署名を今後ともよろしくお願いいたします

①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  
http://chng.it/66tVw6rZ
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  
http://chng.it/cSJq7nbq

他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter
https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudy
ホームページ
http://yes-defense-research.org/
ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。
特に大学関係者の方からのご意見をお待ちしております。
メール info★yes-defense-research.jp (★を@に変えてください)

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