署名くださった皆様(大学、日本学術会議)、代表です。用件は1件です。
日本学術会議の組織改革について政府原案がまとまりました。
日本学術会議を独立した組織に 国が財政支援も 原案まとまる (2024年11月29日 4時54分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241129/k10014653041000.html
日本学術会議のあり方を検討する政府の有識者懇談会の作業部会は、総理大臣が会員を任命するいまの仕組みを改め、独立した組織とする一方、国が財政支援を行うなどとした報告書の原案をまとめました。
それによりますと日本学術会議を国とは別の法人格を有する組織とし、高い独立性と自律性を持つ組織形態にすべきだとしています。
その上で、総理大臣が会員を任命している仕組みを改め、政府は会員の選考に関与せず学術会議が客観的な方法で選考するよう求めています。
一方、学術会議が国民から期待される機能を十分に発揮するという前提のもと、国が必要な財政的支援を行い、監査も行うべきとしています。
また、新分野への対応などのため会員の増員が必要だとして、現在の210人から300人程度まで増員できるようにすることも提案しています。
懇談会はこの案をもとに報告書をまとめ、学術会議側の意見も聴いた上で政府に提出することにしています。
****以上引用
会員増や予算増額とバーターに民営化別組織という政府案ですが、さて日本学術会議側は吞むでしょうか?今や死に体の石破政権相手に。日本学術会議側はいい気になってゼロ回答するような気もしますが、あまり突っぱねていると内閣が交代して日本学術会議に対して強硬派の方が総理大臣になった時に損をするのではないかな、お取り潰しになるのではないかな(あの忌々しい声明を撤回し、心から反省と謝罪がない限り解散させてほしい)、と思っております。
また既に先日の配信で書いたように、会員任命拒否の開示訴訟の行方も気になります。現在東京地裁での係争ですので、政府が控訴・上告すれば最高裁までもつれ込む可能性もあり、時間もかかりそうです。
http://liberty-and-science.org/archives/3332
また過去記事で恐縮ですが、日本学術会議声明と、日本学術会議が歪曲して発信している研究インテグリティについて再確認の意味でシェアします。
http://liberty-and-science.org/research-integrity
http://liberty-and-science.org/scj-withdraw-2017statement
今年度の防衛省ファンディングへの大学からの応募は大幅増加44件とはいえ、東大・名大・京大の文系教員などの抵抗勢力や日本学術会議などの強敵が未だに居座っています。まだまだ半ばの道のりなのです。今後ともご支援をよろしくお願いいたします。
また末筆で大変恐縮で有りますが、ウクライナの国民に一日も早い平和と自由がもたらされますよう、ただただ祈るばかりです。
Україна назавжди вільна !
ウクライナは永遠に自由です!
代表
***私たちの仲間にようこそ!心より感謝申し上げます!
2017年2月12日に活動開始いたしまして7年余りが経過致します。
大学署名累計4,744筆(10/1配信から1筆追加)、日本学術会議署名で累計5,668筆(10/1配信から1筆追加!!)のご署名がありました。
新規にご署名くださった方々、ありがとうございました。ともに闘ってまいりましょう。今後も増やしてまいります!
①「すべての大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」
https://www.change.org/Daigaku_Bouei_Kenkyu
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」
https://www.change.org/Gakujutsukaigi_Bouei_Kenkyu
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