京大731部隊学位取り消しへの質問状送付 その他

賛同して下さった皆様方(日本学術会議防衛研究署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)防衛研究推進を求める自由市民の会代表です。
用件は3件です。
1件目。長らくお待たせして申し訳ありません。京都大学山極総長に対し「731部隊関係者学位剥奪問題」への質問状および、署名簿3本(日本学術会議防衛研究署名、国公立大学署名、北朝鮮署名)を郵送しました。配達を確認したのでご報告いたします。
4/5付けで皆様方に配信しました、旧731部隊所属将校への学位取り消し運動に対する意見と質問を送りました。本当は4月の京都大学の軍事研究禁止声明への質問状も送付したかったのですが、スタッフ間で最終調整をしておりまして、もうしばらくかかります。お待ちいただければと思います。
以下、幣会からの質問状を転載します。
******************************************************平成30年5月28日国立大学法人 京都大学総長  山極 壽一 様防衛研究推進を求める自由市民の会代表  ●● ●●謹啓 軽暑の候、貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 さて先般報道で、貴学に対しての、旧731部隊関係者への学位取り消し運動を知りました。 それにつきまして、ご質問がございます。ご多忙の折とは存じますが、貴学検討会議の結論が出たのち速やかにご回答を必ず文書(郵便)にて頂戴いたしたくお願い申し上げます。何の連絡もご返事も頂けなかった場合、貴学監査室に問い合わせさせていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。 なお、参考資料および弊会のご紹介として、幣会が既に実施している国公立大学宛・日本学術会議宛の署名簿3つを添付させて頂きます。4月に、山極総長様が会長を務めておられる日本学術会議宛にご送付させていただきましたが、その後署名者が増えたこともあり、改めて送付させていただきます。1万名を超す市民の方々の声に耳を傾けて頂ければ幸甚の至りでございます。

質問。貴学に対し、左翼団体が戦時中の旧731部隊関係者への学位取り消し運動をおこしましたが、貴学としての対応はどうなされますか?
 先般4月の報道で拝見しましたが、左翼団体が、戦前の旧京都帝国大学において旧731部隊の関係者が人体実験による学位取得をした疑いがあるため、調査の上学位を取り消すように求めたと伺いました。 それに対し貴学は、検討会議を設けて対応するとの事です。 貴学に申し上げます。仮に731部隊の将校が人体実験で学位取得したとしても、学位授与したのは大学ぐるみで731部隊に協力した旧京都帝国大学にあります。関係者は既に故人であり、「過去への反省」などの名目で学位取消をすることは、責任からの逃避であり、トカゲのしっぽ切りです。後世への教訓とするならば、旧京都帝大から責任を継承する貴学が、責任を今後も引き続き抱えて行くべきなのです。この質問に対する貴学のご回答は、検討会議の結果が出てからで結構ですので、お答えいただきたく存じます。

 ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒文書での回答をよろしくお願いいたします。 貴学が真の意味で公正と正義、真理と平和を希求される大学であることを信じております。謹白



以下新聞記事*****************************************************************https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00000033-kyt-soci
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に4/2(月) 23:24配信 
ペストを投与した人体実験の疑いがある論文を執筆した旧関東軍731部隊の将校に京都大が医学博士号を授与したとして、池内了名古屋大名誉教授らが「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」を設立、2日に京大で記者会見し、検証の必要性や学位の取り消しをアピールした。 旧満州で細菌兵器を研究し、捕虜らに人体実験をしたとされる旧731部隊には、部隊長の石井四郎中将を始め京大医学部出身者が所属していた。京大は約20人の731部隊関係者に学位を授与しているという。731部隊の問題で、大学に対し学位撤回を求める運動は全国で初。 問題になっている論文は、京大医学部出身の平澤正欣軍医少佐(1945年戦死)による「イヌノミのペスト媒介能力に就(つい)て」。 検証を求める会事務局長の西山勝夫滋賀医科大名誉教授は「特殊実験で用いられた実験動物は人間だった疑いが強い。人体実験が事実なら論文はねつ造であり非人道的だ。京大はヒトだったか検証する義務がある」と指摘。今の科学で論文の妥当性を検証すべきとした。 会は検証を求める署名を集めており、7月にも京大学長や医学部長に検証を要請するという。

2件目。安全保障技術研究推進制度への応募締め切りが明日5/31に迫っております。http://www.mod.go.jp/atla/funding/koubo/h30/h30koubo_honsatsu.pdf皆様方に置かれましては、ご関心を持って頂ければと存じます。
3件目。情報提供のお願い。皆様方のお住まいの地域の大学や、ご出身大学で、防衛研究を巡りおかしな動きがあったら、代表までメールでお知らせいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。メール yes_defense_research★yahoo.co.jp (★を@に変えてください)


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署名活動続々ラインナップ!
①「すべての国公立大学は、防衛研究(軍事研究)の自由を保障してください」  https://goo.gl/BJEqSf
②「日本学術会議は防衛研究(軍事研究)禁止声明を撤廃、ガイドライン・倫理規定・審査規定の策定を中止し、全大学に防衛研究の自由を保証するよう勧告してください」  https://goo.gl/bu1aXd
③「日本学術会議は、一部の大学研究者による「北朝鮮兵器開発幇助疑惑問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください」
  https://goo.gl/1KS9rv
④(日本学術会議宛・近日中に開始予定)
他の署名への署名・拡散のご協力もお願いいたします。
Twitter https://mobile.twitter.com/YesDefenseStudyブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yes_defense_research
ご提言・情報・ご意見・アイデアなどは、お気軽に下記のアドレスまでメールください。今後の運動の参考にさせていただく場合もございます。メール yes_defense_research★yahoo.co.jp (★を@に変えてください)


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